こんにちは、まよです。
わたしの部屋はとてもシンプル。
自分にとって必要なものだけで
厳選して住んでいます。
シンプルが故にときおり
寂しくなることもあります。
なぜこんなにも寂しいのか。
そんなことを考えていると
井田千秋さんが描かれた家が好きな人 (リュエルコミックス) [ 井田 千秋 ]に
目がいきました。
イラストエッセイ集となっていて
普段ならあまり読まない分類ですが
気になって購入。
読み進んでいくとミニマリストならではの
シンプルすぎも良くないと気付かされました。
自分好みの「家が好きな人」
家が好きな人 (リュエルコミックス) [ 井田 千秋 ]ではお家が好きな5人の住人が各々で
お家時間を過ごしている様子が描かれている
フルカラーのイラストエッセイ集です。
各エピソードは異なりますが
ところどころ繋がりがある場面もあり
しかもフルカラーなので
想像しやすくて楽しめる書籍です。
5人のなかでとくにわたしが理想とする住人は
カエさんとミドリさん。
自分に喝を入れるカエさん宅
カエさん宅は一部和室があるので
こたつでぬくぬくするのが日課。
寒い時期はとくにこたつから出ることが億劫。
ぐだぐだ言い訳をしながらも
自分に喝を入れて効率よく動いている様子。
できなかったことよりできたことを自分自身に
言い聞かせることでやる気を出しているような
気がしました。
やらなければいけないと思いつつ
後回しをしてしまうわたしも
見習わなければいけないなと感じた場面です。
ほぼ家にいるミドリさん宅
ミドリさん宅では
お気に入りの本に囲まれた部屋で
好きな局のラジオを聴きながらの作業。
そしてコレクションしている
レターセットを解放して
手紙の返事をしている場面。
スマホやパソコンでメールの返信をしたり
本を読んだりすることが当たり前の時代に
あえてアナログで楽しんでいて自分のペースを
大切にしているような気がしました。
そこにはわたしの理想が詰まっています。
お気に入りにしたい思える本に囲まれ
好きな絵を描いたりしてのんびりしたいと
思いつつもまだまだ遠い未来のように感じます。
ミドリさんは行き先は歩きながら考えたり
小さなことでもラッキーと捉えたりするなど
自分を大切にしている証拠だと思いました。
そして仕事の時でも終えたあとは
「明日のことは明日考えよう」とのんびり
考えるシーンが印象に残りました。
明日のことなんて誰にもわからないどころか
自分でもわかりません。
それを今考えてもしょうがないと思いつつも
頭の片隅でつい考えてしまいます。
もしかして余裕がないのかもしれない。
そんな気持ちです。
部屋がシンプルすぎも良くないかも
家が好きな人 (リュエルコミックス) [ 井田 千秋 ]では読み進んでいくにつれて
部屋に物がたくさんあっても
自分の好きな物に囲まれている空間で
幸せに生活している様子が伝わってきました。
たとえ同じ間取りだとしても
自分好みの部屋にすることで
個々の個性が出てくることがわかりました。
わたしは仕事から家に帰ってくるも
なぜか寂しくなることがあります。
原因を考えた結果
部屋がシンプルすぎることかもしれないと
自分なりの答えが出ました。
汚部屋よりはシンプルが一番ですが
自分の好きが詰まった部屋になっていないので
殺風景で心地よさがあまりありません。
だからと言って
すぐに部屋を作ることができないので
今は家が好きな人 (リュエルコミックス) [ 井田 千秋 ]を読みながら次の引越し先で
どのような部屋にしたいかを
想像している最中です。
幼い頃の夢中は大人になっても変わらない
井田千秋さんは幼い頃から間取り図に
家具を描き入れたりお宅訪問や
リフォーム番組を夢中で見ていたそうです。
幼い頃に夢中になっていたことが
大人になってイラストでエッセイ集として
世に出ていると思うと幼い頃のワクワクは
あなどれないと感じました。
わたしも幼い頃から絵を描くことが好きですが
大人になるにつれて描く頻度が減って
しまいには描かないことが増えるばかり。
しかし年を重ねて
自分優先で考えるようになったことで
心地よく暮らしたい気持ちが出てきました。
そして絵を描きたい欲が出て
ゆっくり自分のペースで絵を描いています。
描きたくないときは我慢しないで描かない。
自分自身と向き合う時間を増やしたことで
幼い頃に夢中になっていた絵を描くことが
大人になっても夢中になれています。
ミニマリストでもシンプルすぎは良くない。
自分の好きに囲まれた部屋を作ることが理想。
家が好きな人 (リュエルコミックス) [ 井田 千秋 ]書籍に出会えたことで
そう思えることができました。
最後まで見ていただき
ありがとうございました!
では、また!